( 英: Tjoe An Kiong Temple、イ: Klenteng Cu An Kiong )
鮮やかなピンク色が目を引く中国寺院。
建設年代は14世紀から16世紀と諸説あるものの、ジャワ島で最も古い中国寺院の一つとされている。
本堂に祀られているのは、航海や漁業の守護神として崇められている道教の女神・媽祖 ( 中華系インドネシア人は媽祖のことを ” 天上聖母 ” と呼び、入口に漢字で刻印されている )。 本堂は一般公開されていない。
中国から渡来しラセムに定着した華僑によって建設されたと言われており、今でもこの地方の特産となっている良質なチーク材を多用している。
寺院の敷地内には、バタヴィア ( 現在のジャカルタ ) で1740年に起こった中国人虐殺に端を発したジャワ人と華僑の混成軍がオランダ東インド会社と戦ったときの記念碑がある。
【 基本情報 】
入場料 | 無料 |
営業時間 | 8:00 ~ 16:00 |
【 行き方 】
公共の交通機関はありません。
ルンバン市内から車で約20分。
ラセムの中心部から徒歩約15分。